2019-01-01から1年間の記事一覧

真田丸に見る秀吉の黄昏と認知症

blogの更新が遅くなりました。 最近は会社の公式blogの方を優先させているこの頃です。来年は今少しこちらも頻度を上げていきたいと思うところ。 ちなみに最近は抗ADHD薬として第一選択薬であるコンサータについて書いていますので、ご興味ある方はご覧いただけ…

最近気になる精神科系ニュース_エーザイ復活劇とアデュカヌマブについて

toyokeizai.netついこの間のこと、エーザイの株価が急騰。 図にあるように5000円台から一時は8000円台まで高くなったという(持っていたかった...)。その理由はリンク先にあるようにエーザイが米製薬会社バイオジェンと組んで開発中の薬、アデュカヌマブをアメリ…

大学入試における発達障害特性に対しての合理的配慮、について考えてみる

うーん、ついに9月は書けなかったなあと反省しきりですが、最近会社のほうで表記タイトルの内容をTweetしたところそれなりに反響があったので、こちらにもう少しdneuroの考えを入れつつ書いてみます。 そう、お題は大学受験における合理的配慮、発達障害特性編です…

片頭痛についてこれまでの記事のまとめ

どうもこの頃は更新が時々、になってしまいました。 年ですかね、やはり体力が無いのかとも思うのですが、最近片頭痛の発作が多いのです。 6-7月のじめっぽさから、急に暑くなって、という気候の変化も関係していそうですが... そんなわけで前に書いた片頭痛につい…

インチュニブの副作用について

前回はインチュニブを含めた薬の作用メカニズムについて書きましたが、今回は最近の論文からインチュニブの長期連用における安全性について。 効果、はあるのであとは副作用とのバランス 最初に効果についてですが、インチュニブに効果があるのは疑いようがあり…

インチュニブが成人に適応拡大_インチュニブの作用について

つい先日ですが、抗ADHD薬の1つ、インチュニブ(一般名:グアンファシン)が成人に適応拡大されました! これはこれまでADHD症状に対して、使えた薬が成人ではコンサータ(一般名:塩酸メチルフェニデート)とストラテラ(一般名:アトモキセチン)の2剤のみだったことを…

高齢者の運転について

先日、大学で授業をしたんです。医学部で新設された科目なんですが、行動科学の授業で、タイトルは「脳の働き方を知って人に優しくなろう」。 コンセプトとしては、人がついパッと考えてしまう中には、実は事実と違っていたり、固定観念や偏ったものの見方(バイアス)を…

アルツハイマーが治る??そんな話には頭に警戒警報が鳴り響いてしまう

ひょんな拍子にアメリカのDr. Bredesenによるアルツハイマー型認知症に対する非常に画期的な予防及び治療法が書かれているという本を見つけました。 アルツハイマー病 真実と終焉 "認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム作者:デール・ブレデセン発売日: …

必要なのは少額のお金です_ポスドク・新米教員編

お金についての話を何回かできると嬉しいなと。 昨年dneuroは千葉大学医学部の常勤職を退きました。2007年に奉職しましたので、11年ほどやったことになります。 仕事を始めてからのことを思い返すと…実は教員になってからは頭の中がお金のことでいっぱいになって…

ASDの血液診断、発達障害モデルマウス、妊娠とバルプロ酸とADHD、飛ばしているNewsweek

また更新が遅くなってしまった...最近夜が弱くなって字を書き連ねていくのがやや辛いというか。 その分睡眠時間は前よりも確保していて良いと思うんですが、原稿書くのが仕事の方はどうやって時間を捻出しているんですかね... さて、私が代表やってます発達特性…

気になる発達障害の話題(2)_発達障害グレーゾーン

発達障害グレーゾーン (扶桑社新書)作者: 姫野桂,OMgray事務局出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2018/12/27メディア: 新書この商品を含むブログを見るこの前のエントリでも書きましたが、この本、かなり話題のようですね。 読み始めは、グレーゾーンという言葉に…

気になる発達障害の話題(1)_感覚過敏

今年1回目が遅くなってしまいました。このblogをご覧になっている方には申し訳ないです。風邪を引いていましたが、インフルではありません。 ちなみに風邪を引いて大切なのはやはり休息でしょう。風邪薬は残念ながら本質的ではないので...とはいえ症状緩和にしょ…