tDCSやスウェーデンにおけるADHDの疫学について
前回書いたように、会社のほうでは情報発信をしています。
読んだ方が面白い、参考になる、今後に期待したくなる、そんな最新研究を、主にADHDをテーマに紹介していており、今後はこちらのblogと補完し合いたい。
会社のHPでは主にADHD関係を紹介し、こちらではこれまで通り医学系の話題について紹介します。
いずれにしても目標は、各研究の現実的解釈を知ることができるように解説することで、研究者の「盛り加減」や、どういった研究背景があるのかをいろんな人に知ってもらえればと思うところ。
経頭蓋直流電気刺激(tDCS)についてまず2報
以前も紹介したtDCS.
頭皮からの弱電流刺激で脳機能を変化させる手助けをするというものだから、当然ADHD特性の抱える認知機能的弱点がこれで補えないか?とは考えるところで、それに関して、動物と人を対象にした研究紹介しているので是非読んでみてください。
北欧諸国は国民背番号制度が行き届いており、医療情報が疫学的にまとめやすいのは知られているところ。
有病率、と言ってしまうと、病気なのかどうかという議論になってしまうけど、とりあえずはこの用語を使うことをお許しを。
リンク先にも書いているけど、女性の診断比率が増えてきていることは注目して良いのではと。これはdenuroの臨床実感とも当てはまる話で、正直男女差があるとは思えなかったりする。女性の場合不注意優勢型が多いので、見過ごされてきたんだろうなあと。
少なくても患者さんとして外来に来る方々のお話を聞いていると、もっと早くに医療に繋がっていれば、違う進路も考えられたのでは、と思うこと多いので、教育関係の方は気を配って欲しいなあと感じますよ。
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女性の、と言うのもなんですが、男性とは違う身体の生理と、ジェンダー的なストレスが特に日本ではかかりやすいことを考えると、女性ならではの問題というのは存在すると思えます。
ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本
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最近読んだ中では、対応が具体的でなかなかよろしいかと。特にPC関係作業について、ミスをしないやり方が数多く提案されているのはいいかな。
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司馬先生、いいですよ。とにかく何かを変えるなら沢山のヒントの中から自分が実行できるものを選んでやっていくのが吉。